中越支援チャリティバザーが開催されるまで。 | 新潟震災ボランティア日記*わたしにできる何かを見つけよう!

中越支援チャリティバザーが開催されるまで。

去る12月11日、糸満市の児童センターにて、
地元の子育てサークルのお母さんたちの運営による、
「中越地震チャリティーバザー」が開催されました。

フリーマーケットや、喫茶&飲食コーナー、ゲームコーナー、
伝統工芸の体験コーナー、そして、高校生によるダンス披露や
子供エイサーなどのプログラムもあって、バザーは大盛況!

売り上げ金は、中越地震被災地への義援金として寄付されました。

バザーの開催情報や、結果報告の記事はよく見かけますが、
実際に開催するまでのプロセスというのはあまり聞くことが
ありません。

でも、「わたしにもできる何か」を探している人たちにとって、
いちばん知りたいのはその部分です。

ということで、今回から数回に渡って、
このチャリティバザーを企画し、実行委員会を運営した
osaru_mamaさんのレポートをお届けいたします☆


~中越地震チャリティーバザーが開催されるまで~

その1)思いつき(11月5日)

思いつきはいたって単純。

友達と一緒にフリマに出店して、たいした出品数でもなかったのに
3時間ほどで5000円ほどの売り上げがありました。

このお金、新潟に送れないかな?

さて、送り先ってどこだっけ?

いつ郵便局に行けるかなあ・・・。

などとモタモタしているうちに、ホットスパーでふらっと
買い物をした時に、レジ脇に
「義援金を受け付けます」の箱を発見。

わ、便利! 

送り先も調べなくてもいいし、宛先やら自分の住所やらを
記入する手間もいらないなんて!

すぐに、その場でフリマの売り上げ金を募金箱にポイ。

それで、終了。ホント、簡単!

自分の家にある不用品を捨てるのではなく、またそれを必要
としている人に利用してもらえる上、

得られたお金をこんなに簡単に、
しかも確実に役に立てることができる。

一石三鳥とは、まさにこのことだわ! と、軽い衝撃!

自分1人の家庭にあるものなんてたかが知れている。

もっと広範囲に呼びかけてフリマを開催できたらいいんだけど。

開催場所は、どこがいいかな。

フリマってたいていどこかの駐車場っていうのがよくあるパターン。
でも、日陰がなく暑い!というのが最大の難点。

広い室内・・・そう、体育館のような場所を借りられたらいい。

それって、やっぱり児童センターしかないでしょ!

その2)準備開始

早速、児童センターに行き、
「チャリティでフリーマーケットをしたいので、
体育館を貸してください」

と依頼。

館長からは、

「児童センターを利用する以上は、
子供達にボランティアの体験をさせられるような企画であれば
問題ない」とのお返事をいただきました。

もちろん、それには異存はありません。

児童センターの意向に沿うような企画をすることを前提に、
まずは、児童センターを利用している
各育児サークルなどを対象に、バザー実行委員として
協力してくれるお母さんを募りたいと申し出ました。

実行委員メンバーは多ければ多い方がいい。

糸満市内にもうひとつある児童センターにも行き、
同様の申し出をし、快く承諾していただきました。

各児童センターとの日程調整の上、開催日が決定されました。

(つづく☆)